重力/Noteさん
2007年、鹿島将介が大学卒業を期に開始した表現活動の総称。演出家が既存のテキストに取り組む体制をとっている。
演出家が既存のテキストに取り組む体制をとっている。演劇とは「《喪われた経験》へ向けられた追悼行為である」とし、人類史上において破局的な経験を描いているテキストを中心に取りあげながら、演劇表現の可能性を追究している。俳優の身体や舞台美術といった物質としてそこにある素材や、声/音/光/時間などといった痕跡を残さない素材を駆使して、存在の生成と消尽の運動を記述する。声を使った実験や構図の精緻さに加えて、最新作では激しい動きを細かく寸断することで台詞を解体した。現在の作業課題は、もっとも小さな《演劇的なるもの》を見出して条件づけていくこと。それを通じて、観客とともに世界と人間のあいだにある沈黙について想起できたらと考えている。
【活動履歴】
『かもめ』(08年2月:シアター・バビロンの流れのほとりにて)
『狼少年』(08年6月:江戸東京博物館)
明治大学文化プロジェクトにおけるWS(08年9月:明治大学)
『戸口の外で』(09年1月:シアター・バビロンの流れのほとりにて)
『駆込み訴え』(09年10月:研究発表)
『ハムレット・マシーン』(09年10月:研究発表)
『マリア/首』(09年12月:シアター・バビロンの流れのほとりにて)
三浦基演出講/WSの制作・運営(10年5月:テアトロ・ド・ソーニョ)
『二人/狂う』(10年7月:テアトロ・ド・ソーニョ)
『二人で狂う』(10年8月:利賀芸術公園利賀山房 利賀演劇人コンクール2010参加)
現在、浅草橋に事務所を構えて活動を展開中。
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